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Article: わたしとトリコテ vol.9

わたしとトリコテ vol.9


いつもの暮らしに彩りとアクセントをプラスする「トリコテ」は、暮らしの中でどのような佇まいを見せるのでしょう? 「トリコテ」のアイテムをセレクトしていただき、もの選びのルールを伺う「わたしとトリコテ」。9回目のゲストは、フリーランス、fofo fofa ディレクター滝口和代さんです。

長年にわたり、アパレルブランドのプレスやクリエイティブに携わり現在もフリーランスとして様々なプロジェクトで幅広く活躍する滝口さん。

日々の着こなしはもちろん、インスタグラムから垣間見られる暮らしぶりも人気です。

「ネストローブの服は、私の生活の一部。最近は自由にいろいろな服を楽しんでいますが、服って出合いですよね。近所に古着屋さんが多いのでよく行きますが、スーパーで買ったネギを持ったまま服を買ったり、日常の延長にある感じ。古着屋さんは奇想天外なものがたくさんあるなかに、着こなしのヒントをもらうことが多くておもしろいんです」

さまざまな色を取り入れた着こなしは、さすがおしゃれ上級者。色を合わせるポイントは、トーンを合わせることなのだとか。




「ある程度ソフトな色など、トーンを合わせていればたくさん色を使ってもいい、という私なりのルールがあります。ただ靴下は、全身で見るとほんの少しの分量なので、強い色を使ってもかわいいと思います。

コーディネートって、着ている自分には見えないものだから、見える足元や手元にお気に入りの色やものを使うと、1日が楽しくなる気がします。その日の着こなしのなかで、一番言いたいことをそこにこめるようにしています(笑)」


持ちものに、さりげなくアートをプラスしたいという滝口さん。ユーモアを感じるアイテムや作品が好きなのだと言います。

「大きなアートをドンと飾るのもいいですが、小さいものなら持ち歩ける喜びがありますよね。ちょっと非日常を感じるアートピースが、私のもの選びのポイントでもあります」

そんな滝口さんが選んだのは、トリコテ定番のニットバッグ。ポリエステル糸を使い、軽やかで丈夫な素材感。マチが広いので、たっぷり入って便利なA4サイズです。


「アクセント的に入ったピンクが、メイクのようでかわいい。チークや口紅を少しだけ塗るような感覚で、洋服のなかに赤やピンクをちょっと入れる、最近の気分にもぴったりです。

ニット素材が軽くて柔らかいので、使っている人にも周りの人にもやさしいところが優秀。子どもって突然ぶつかってきたりするから、当たっても痛くないのはうれしいですね」


普段、荷物が多くなりがちだという滝口さんは、いつも使うものをポーチにまとめています。

「雑多なものはポーチにまとめて、ポーチだけが別のバッグに旅する感じ(笑)。出先で買い物したり、娘が脱いだ服を入れたり、バッグには余白を作っておきたいので、マチがたっぷりあるのがありがたいです。

パソコンも底のマチにぴったりフィットして、仕事にも持っていけそう!サイドがメッシュになっていて、たくさんものを入れても、見えそうで見えないところがすごくおしゃれ。トリコテは素材にもこだわっていて、日常で色遊びが楽しめるところも素敵です」




フリーランスになり、やりたいことを少しずつ形にしているという滝口さん。モデル・女優で、友人でもある菊池亜希子さんと始めた「fofo fofa」もそのひとつです。

「アトリエを借りて、ものづくりをしています。ベーシックにあるフィロソフィーは、作り手と着る人を繋ぐことを大切にしたいということ。自分たちが幸せになれるような洋服を作って、それをみんなでシェアできたらどれだけ幸せだろうって思います。
洋服は世の中にたくさんありますが、作る人も着る人も、ハッピーが循環するようなプロジェクトにしていきたいです。携わるみんなと打ち解ける時間が、いまは一番楽しいですね」




滝口和代

フリーランスで、ファッションブランド等のクリエイティブや広報に携わる。
菊池亜希子さんとのブランド「fofo fofa」でものづくりも行う。



https://lit.link/takiguchikazuyo
Instagram@takiguchi_kazuyo

Photo & Design : Nozomi Nishi
Text & Edit : Mayumi Akagi

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わたしとトリコテ  vol.8

わたしとトリコテ vol.8

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