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カートが空です

Article: わたしとトリコテ vol.3

わたしとトリコテ vol.3

 いつもの暮らしに彩りとアクセントをプラスする「トリコテ」は、暮らしの中でどのような佇まいを見せるのでしょう? 「トリコテ」のアイテムをセレクトしていただき、もの選びのルールを伺う「わたしとトリコテ」。3回目のゲストは、アーティスト、アートディレクターのえぐちりかさんです。

アートディレクターとしてCMなどの広告をはじめ、ランドセルや絵本なども手がけるなど、幅広く活躍するえぐちさん。暮らしはじめて4年目だというご自宅は、まるでアトリエのよう。

「個人で作品づくりもしているので、家で仕事をすることも多いです。アートディレクターは制作を発注できる立場ですが、私は子どもの頃からものづくりが大好き。自分で作るのが好きなんですよね。大学では大学院まで6年間ガラス工芸を学んでいて、去年からずっとやりたかった陶芸を始めました。造作は家でやることが多くてキッチンが粘土だらけになることもあります(笑)」

常に手を動かしているというえぐちさんは、忙しく働きながら、12歳、8歳、4歳の3人のお子さんを育てるお母さん。Instagramでは、手作りとは思えないほどクオリティの高い誕生日ケーキの写真もアップしています。

 「やりたいことがたくさんあって身体が追いつかない。手を動かしているのが一番楽しい」と笑うえぐちさんのリビングには、大学生時代から今までに手がけた作品や、お子さんたちの絵や工作があちらこちらに飾られています。

 「最近のお気に入りは、娘が4歳のときに保育園で描いてきた水たまりの絵。子どもたちも自分でよく描けたと思うと、飾ってと持ってくるので、そこは冷静にジャッジしています(笑)。インテリアは全体的にグレイッシュなトーンにしているので、ひとつひとつはエッジが効いているのですが、色味のバランスをとることで部屋になじむようにしています。

買い物はなんでも、家に合うかどうかとずっと愛せるものかすごく悩んでから買いますね。昔作ったものもそうですが、気に入ったものは大事に使いたいから、少しずつ足すようにしています」

KNOT PENDANT LIGHT / CAMEL × BLUE    ¥ 12,650

 

もともとデザインと柄が気に入って「トリコテ」のコースターを愛用していたというえぐちさんが、次に選んだのは手編みのペンダントライト「KNOT PENDANT LIGHT」。コード部分を隠すように、太い紐と細い紐を職人が1点1点手編みされ、紐を結ぶことで長さを変えることができます。

「どの色もとてもかわいくて、うちに合いそうだったので迷いましたが、OFF×BROWNを選びました。自分のたまごの作品に合わせて何かあるといいなと思っていたのですが、このライトがぴったりでした。うちの黒いアイアンの梁にも結びやすく、シンプルなので、どんなインテリアに合いますね。紐が長いので、結び方で表情が変えたり、短くもできるのが楽しいです」

KNOT PENDANT LIGHT / OFF × BROWN    ¥ 12,650

 

KNOT PENDANT LIGHT / KHAKI × BEIGE ¥ 12,650
LED BULB SPEAKER  ¥ 26,400

 

このライトと合わせて使える「LED BULB SPEAKER」は、ワンタッチでつけられ、音楽も聴けて明るさも変えられる光LED電球スピーカー。
「携帯で操作ができ、調光もできるのがすごく便利。ダイニングテーブルの上に吊るしてごはんのときに音楽をかけられるのがいいですね。家族がこのライトに夢中になって、それぞれ好きな曲をかけたくて取り合いになりました(笑)。誕生日会のときにかけると、部屋全体でかけるより特別感があるから、すごく盛り上がりそう。子どもたちが学校に行った後に、好きなクラシックをかけると、仕事にも集中できそうです」

デザインは自分がほしいと思うものを作るというえぐちさんは、作った作品はすべて、長く愛用しているそう。

「作品は作ったら終わりではなく、基本的に使いたいもの。あったらいいなの延長線上に、作品が生まれることが多いんです。こういうものがほしいと思って探してなかったら、作っちゃう。そこには楽しさしかないですね」

えぐちりか

アートディレクターとして働く傍ら、アーティストとして国内外で作品を発表。広告、アート、絵本、プロダクトなど様々な分野で活動中。

https://eguchirika.com
https://www.instagram.com/eguchirika/?hl=ja

Photo & Design : Nozomi Nishi
Text & Edit : Mayumi Akagi

 

 

 



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